徳川家康/横山光輝

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「徳川家康」は、山岡荘八の大河小説を横山光輝が漫画化した作品です。戦国時代に生まれ、苦労に苦労を重ね、耐えに耐えながら天下を統一し、江戸幕府を開いた徳川家康の生涯が描かれています。小さな城の跡継ぎとして生まれ、幼くして人質としての生活に甘んじなければならなかった家康の子供時代の話は感動的です。年上の織田信長との友情や、家臣たちとの交情も胸をうたれます。織田信長の台頭、今川義元と今川家の滅亡、そして、正妻の築山殿と長男を育てて、壊す・・・・自害させなければならなかった家康の苦悩がひしひしと伝わってきて、涙が出てきました。以前はあまり好きでなかった徳川家康でしたが、こんなに苦労した人だったんだなあ、と分かったら、だいぶ好きになってきました。いろいろと堪え難いこともあったでしょう。晩年まで悩みの絶えなかった家康の生涯を見て、とても考えさせられました。